面白いコロニア旅行業の裏話(36) 10/09/09 (13:20)

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日本人街で青森ねぶたを運行

 移民70周年記念祝賀会式典開催の前年(1977年)、青森県の北村正哉県知事の働きで、日伯協会、移住者留守家族連合会が中心となり、青森商工会議所、東奥日報社、青森銀行、みちのく銀行協賛で青森県からねぶた祭りが来ることが決まった。東奥日報社旅行事業部、JTB青森が共同でねぶた師の先発隊と本体60人の枠でねぶた関係者、ならびに日伯交流関係者など県から一部補助金をとりつけて公募した。そして総勢65人のサンパウロねぶた祭りツアーが催行された。サンパウロでミニねぶたを製作してガルボン・ブエノ街を100人の「はねと」が練り歩く、というものだ。

 北村県知事へ嘆願して、本ツアー実現にもっとも大きな力を入れたのは、当時の青森県人会の渋川正吉会長と日伯協会の会長で東奥日報社の山本省一社長だった。

 まず1か月ほど前に10人のねぶた師の先発隊が到着し、青森県人会の役員たちが同行しながら、ねぶた製造のための材料を集め、日本文化協会の地下駐車場で作業が進められた。本場の青森ねぶたと異なり、ガルボン・ブエノ街で山車をだして練り歩くためミニねぶたになり、幅4メートル、奥行き3メートル、高さ3メートルほどの大きさになる。

 青森ねぶたまたは青森ねぶた祭とは青森県青森市で8月2~7日に開催される夏祭りであり、毎年、延べ300万人以上の観光客が訪れる。1980年には国の重要無形民族文化財に指定された。


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