地球温暖化と集中豪雨(上) 11/05/13 (9:04)

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 成田 修吾

本紙4月26日付「南大河州で集中豪雨 土砂崩れなど12人が犠牲」(7頁)を読んだ。同21日から24日にかけてブラジル南部から大西洋沿岸線を総なめに大雨が降り、死亡者が出ている。
国立気象観測所の発表では、RS州都ポルト・アレグレ市の北部都市で22日夜半にかけての12時間に1か月の平均降雨量の80%に相当する106ミリの雨量を観測したとある。南大河州の集中豪雨で土砂崩れや水害が発生し、12人が死亡、24人が負傷するという惨事となった。
さらにこの低気圧は北上を続け、26日にはリオ州沿岸に集中豪雨をもたらし、リオのチジュッカ区では244ミリの集中豪雨があった。最近頻繁にブラジル全国各地で大雨による土砂崩れが発生し、川の氾濫などで死亡者が出るなどの被害が続出するようになった。

過去の被害を見ると、2008年11月26日に90人もの犠牲者を出し、6都市が壊滅的な被害を受けた「SC州大雨洪水被害」。09年4月5日には、95人の死亡者を出した「リオ集中豪雨被害」。11年1月6日には「ロンドニア地方大雨冠水被害」。さらに、1月11日に発生した大雨でサンパウロ州とリオ州で集中豪雨があり、特にリオでは470人以上の死者を出した「ノーバ・フリブルゴ大雨洪水被害」。2月16日には20時間で66・8ミリの降雨量を記録した「クリチーバ大雨冠水被害」。3月2日マラニョン州のサンルイスで3日間降り続いて年間雨量の2倍の雨量を超える465・5ミリという「サンルイス大雨被害」。

そして今回のように南大河州から海岸線を北上した前線がリオにまで達し、エスピリット・サント州にまで大雨を降らせている。このように集中豪雨が増加傾向にあることは明らかであり、それによる災害のリスクも増している。



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