買い物に13億ドル 伯国人による外国での支出 11/09/12 (13:48)

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 ブラジル人による伯国外での支出額は2010年、クレジットカードのVISAカードによるものだけで48億ドルに達した。この額は09年に比べて58%拡大しており、また、外国人らによるブラジルでの支出額(21億ドル)の2倍以上となっている。サンパウロ州商業連盟(Fecomercio―SP)観光・ビジネス評議会のジェアニネ・ピレス会長によると、昨年外国旅行をした伯人は450万人で、当国を訪れた外国人の数(520万人)を下回っているにもかかわらず、伯人らによる外国での支出は外国人らによる伯国でのそれを上回っている。

VISAの調査としてサンパウロ州商業連盟が2日発表したところによると、伯国人の外国での支出の中で最も多い「買い物」のための支出は、宿泊のためのそれを上回っており、10年には前年比73%増の13億ドルに達した。買い物費用の中で最も拡大した電器店での支出は、09年に比べて90%増の3億700万ドルに上っている。ほかにも、デパートでの支出が同78%増えて2億9千万ドルに、スポーツ用品店での支出も69%の増加を記録した。一方、宿泊費用は、買い物費用の伸びを下回る53%増の5億6500万ドルだった。

昨年、伯国人らによる支出が最も多かったのは米国で、支出額は09年比63%増の19億ドルに上った。続くアルゼンチンでは同109%増の4億1千万ドルの支出を記録しており、以下フランス(2億8900万ドル)、パラグアイ(2億1700万ドル)、イタリア(2億700万ドル)と続いている。また、主たる渡航先25か国の中で  年に比べて支出増加が目立つのは南アフリカ(112%増)、アラブ首長国連邦(99%増)、メキシコ(85%増)、トルコ(75%増)だった。南アフリカが大きく増加したのは、サッカーW杯が開催されたためと見られている。

同調査ではまた、外国人らによる伯国での支出についても明らかになっており、昨年は09年比12%増の21億ドル、このうちの12億ドルがリオとサンパウロで支出されことが分かった。宿泊費は09年比24%増の2億8200万ドル、小売りへの支出は同5%増の2億5600万ドル、レストランにおける支出は同20%増の1億3700万ドル、その他市場への支出が同10%増加して10億ドルに達した。その他市場には鉄道や船、金融機関、保険、資金移転などが含まれている。

国籍別では、09年に比べて5%増加した米国人の4億8千万ドルが最も多く、フランス人(1億6500万ドル)、英国人(1億5200万ドル)、ポルトガル人(1億2900万ドル)、イタリア人(1億2600万ドル)が続き、6位には同94%増の1億1300万ドルを支出したアンゴラ人がランクインした。増加率が大きかったのはアンゴラのほか韓国人(101%増)、中国人(51%増)、ウルグアイ人(36%増)、パラグアイ人(31%増)などだった。

2日付伯メディアによると、聖州商業連盟観光・ビジネス評議会のピレス会長は、同調査は伯人と外国人観光客の支出傾向に違いがあることを明確に示しているとし、「伯人による支出の大部分は買物に費やされており、ブラジルで買うとはるかに高価ではあるがここでも買える品物にまで及んでいる」、「ブラジル人らの旅行はレアル高の恩恵によっていまだに財産消費に縛られている一方、外国人らはレストランやホテル、文化的な物品に対して支出している」と述べている。

ピレス氏は「外国人らはここで何をすべきかという情報をほとんど持っていないため、我々は彼らに対してほんの少ししか販売することができない」と述べ、外国人らによる伯国での支出を増加させる何らかの仕組みを用意する必要があるとの考えを示した。

2011年9月10日付


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