大聖圏に新空港建設案 カイエイラス市が有力候補 11/09/23 (11:29)
都市圏の開発審議会も発足
ジェラルド・アルキミン聖州知事(PSDB)は20日、大サンパウロ都市圏の39都市間で共同政策を推進するために設置された大サンパウロ圏開発審議会の発足式典に出席後、同都市圏3番目の新空港建設案が検討されていることを明らかにした。21日付エスタード紙が報じた。
アルキミン州知事は「カンピーナス市のビラ・コッポス空港が重要な空港とはいえ、聖市から96キロも離れている」と説明した。しかし、新空港を建設する場所に関するコメントは避けている。
また、ギリェルメ・アフィフ副知事は先月、他の空港と競争率を生み出すことがないため飛行機は地域間飛行のみとすることを提案したが、伯政府は既存の空港への投資を求めていることも表明した。
新空港の建設計画は2007年、ネルソン・ジョビン前国防相が提出していた。アンドラデ・グチエレス社とカマルゴ・コレア社を中心とする建設会社は、聖市に隣接するカイエイラス市に新空港の建設を計画していた。
そのほか、聖市地下鉄、郊外電車(CPTM)、サンパウロ都市圏運輸公社(EMTU)を利用する際に同一のカードで料金の支払いを可能とするビリェテ・ウニコの大サンパウロ都市圏版の設置や、同都市圏の基本衛生プロジェクト、ごみ処理問題、環境汚染問題なども議題に上っている。
◆都市圏の単一化
大サンパウロ圏開発審議会の会長は選挙で選ばれる予定だが、現在はカサビ聖市長が暫定的に同審議会を統率している。伯国内では各都市の共同化が進んできているため、1都市のみでプロジェクトを進行させることが困難になっている。アルキミン州知事によると、聖市は特に世界で3番目に大きい都市であるため、1都市のみの領域を越えた問題が多発しており、地域的な解決策が必要になっているという。
ジルベルト・カサビ聖市長も同審議会の発足式典の演説で「大サンパウロ圏には約2千万人が居住しており、一つのグループとして考えることでより創造的な解決策を考案することができる」と結論付けている。
サンパウロ大都市圏は5地区に分割される39都市で構成され、国内総生産(GDP)は合計5722億レアルと、州内で57%、国内では18.8%を占めている。エジソン・アパレシード聖州開発局長は「今後は、都市圏の市長全員が州政府と同等の立場で話し合うことが可能になるだろう」と述べている。
2011年9月23日付









