アルゼンチンが輸入規制 12/01/16 (9:07)  Icone_imagem

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2月1日から全企業対象に

クリスチーナ・キルチネル大統領率いるアルゼンチン政府は2月1日から、実質的な輸入規制を実施することを決めた。11日付伯メディアによると、この規制は外国から製品を輸入しようとする企業すべてを対象としており、それら企業には、連邦収税当局をはじめとする政府機関に対して製品輸入についての詳細な報告書を提出することが義務付けられる。アルゼンチン政府が輸入をコントロールしようとする背景について伯メディアは、貿易黒字100億ドル超の水準を2012年も維持しようという目論見があるとしている。

報道によると、ブエノスアイレスの専門家らは今後、どの製品が政府外国貿易局の事前承認なしに輸入可能なのかを判断する尺度の作成にとりかかることになるが、この外国貿易局のベアトリス・パグリエリ局長は、昨年、ブラジルを含む外国からの様々な輸入品の通関手続きを遅延・停止させたギレルモ・モレノ国内商業庁長官の影響が及ぶ軌道上にいるため、輸入業者にとって厳しい判断を下すのではないかとの懸念があるという。伯メディアは、外国製品の輸入を希望する企業は2月1日以降、当該製品の輸入が許可されるのか否かを確認するために、モレノ長官に書簡を送らなければならないと伝えている。

これとは別に、特定の国からの輸入製品に対抗する動きも見られる。10日付伯字紙によると、クリスチーナ、ジルマ両大統領によって昨年創設されたブラジル・アルゼンチン・ビジネス協議会の第1回会合(2月中旬開催予定)では、中国製品によるラテンアメリカ市場の侵略にどう対抗するかが話し合われるという。

ブラジルでは、中国製品の輸入増加によって当国の工業生産が減少するなどして問題視されているが、中国製品に市場を奪われているのは伯製品に限ったことではない。主に化学品、情報機器、通信機器、機械装置など、伯亜両国の製品が中国製品に圧倒されており、ブラジルは05~09年の期間、中国製品との競合が原因でラテンアメリカ市場向けの輸出25億ドル以上を停止、アルゼンチンも同様の理由で7億3千万ドルを失ったと専門家は試算している。

◆小麦輸出規制を緩和

アルゼンチン政府は、輸入を規制して支出を抑える一方で、輸出規制を緩和して収入増を図ろうとする動きも見せている。6日付伯メディアによると、亜国政府は5日夜、06年から実施してきた小麦の輸出に関する仕組みを変更すると発表、規制緩和を表明した。小麦輸出の新たな仕組みは1月31日の運用開始が予定されている。報道によると、同国のノルベルト・ヤウハール農業大臣はトウモロコシの輸出についても小麦同様の措置が取られるべきであるとの考えを示し、今後1か月以内にその対応を発表すると話している。

2012年1月14日付


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