聖市南部で電撃誘拐多発 午後6時以降が最も危険 12/02/02 (9:08)

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ロッテリカでの強盗にも注意

聖州の犯罪情報システム(Infocrim)によると、聖市内93か所の地区警察署に昨年報告された電撃誘拐(Sequestro relâmpago)の件数は111件で、そのうち午後6時~同11時59分の時間帯が54件と最も多いことが分かった。1日付フォーリャ紙が報じた。

地域別で見ると聖市南部での被害が最も多く、少なくとも54人が電撃誘拐の被害者となっている。しかし地区警察署別では、電撃誘拐が9件報告された聖市西部の第7地区警察署(ラパ)が最多だった。それに次いで、中・高所得層が居住する地域に設置されている第16地区警察署(ビラ・クレメンチーノ)が7件、第14地区警察署(ピニェイロス)、第23地区警察署(ペルジーゼス)でそれぞれ5件となっている。

さらに、フォーリャ紙が独自で行った調査では、一般的に危険だとされている深夜の午前0時~同5時59分の時間帯は電撃誘拐の発生が6件で最も少なかったことも示された。これには、ブラジル銀行協会連盟(Febraban)の指示により昨年5月からカイシャ・エレトロニコ(ATM、現金自動預け払い機)での午後10時~翌午前6時の引き出しが300レアル以内に制限されたことと、各銀行の支店の多くは午後9時または午後10時から引き出しが不可能となっていることが影響を及ぼしているとみられる。

保安局(SSP)では10年度に発生した電撃誘拐の事件数と、10、11年度の逮捕者数は公表しておらず、現行犯逮捕者数が6人という数字のみが公表されている。市民警察は電撃誘拐対策として、警官30人を擁する特別警察署を10日以内に設置することを明らかにした。

被害者の自動車に押し入り、ATMで現金を引き出すよう強要する電撃誘拐の防止策は次の通り。(1)複数の銀行のキャッシュカード、小切手帳、暗証番号のメモを携帯しない。(2)夜間にATMを使用する場合、人通りの少ない場所に設置されているものではなく、ショッピングセンターなど人が多い屋内に設置されているものを使用する。(3)自動車に乗り降りする際は、誰かに監視されていないか確認する。

◆ロッテリカ

被害者が現金を引き出して銀行を出た直後に強盗に及ぶ「サイジーニャ(Saidinha)」の手口は多様化している。連邦貯蓄銀行(CEF)口座、年金、失業保険、勤続期間保障基金などの引き出しを行うことが可能なロッテリカ(宝くじ販売所)周辺では昨年、同様の犯罪が71件発生した。

サイジーニャの被害者とならないためには、高額な引き出しをせず、各種支払いをできるだけインターネット上で済ませることが推奨されている。

2012年2月2日付


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