ブラジル銀行などが標的に ハッカー集団のサイバー攻撃 12/02/03 (9:01)

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 ブラジル銀行のウェブサイトが1日、国際的なハッカー集団「アノニマス(Anonymous)」によるサイバー攻撃を受けた。同集団はツイッター上で、ブラジル銀行のサイトに対して行った攻撃が成功裏に終わったことを宣言したほか、犯行声明のビデオを公開している。1、2日付フォーリャ紙(ウェブ版)が報じた。

このサイバー攻撃により、午前11時頃にはブラジル銀行のサイトがアクセス不可となった。銀行側は声明文で、「サイトへのアクセスが集中したため、一部の地域でサーバーダウンを引き起こした」と説明している。

今回の事件は、ハッカー集団による一連の事件との関連性が強いとみられる。1月31日午前にはブラデスコ銀行のサイトが不安定になったほか、同30日にはイタウ銀行のサイトが数分間ダウンした。

イタウ銀行はサイトへのアクセス不可を確認したものの、問題の原因はまだ報告されていない。ブラデスコ銀行も、「普段よりアクセスが集中したため接続が断続的に途切れたが、サーバーのダウンには至らなかった」と報告している。

アノニマスはツイッター上で、今回の攻撃が汚職や不正に対する抗議であることを表明。さらに1週間にわたり毎日少なくとも12時間、インターネットバンキングのサービスを停止させる計画を発表している。

ハッカー集団は「DDoS(分散型サービス拒否)」と呼ばれる攻撃手段を用い、サイトを管理するサーバーに対して過剰な負荷をかけてサーバーをダウンさせている。

コンピューター・セキュリティーの専門家によれば、サーバーに保存されているデータ自体が損なわれる危険性は低いものの、今回のサイバー攻撃が別の形の攻撃方法を試すためのものであったり、攻撃の対象となるサーバーへの侵入方法を確認するための手段ともなるため、監視を続ける必要があると警告している。

2012年2月3日付


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