グアルーリョス空港拡張 新ターミナルと新駐車場 12/02/03 (9:03)
国内空港では廉価軽食店計画も
【一部既報】グアルーリョス国際空港では、乗客用遠隔ターミナル(第4ターミナル)が8日にオープンする。同空港では1月2日から新たな駐車場が営業開始するなど、混雑の緩和に向けた対応策が取られている。1月31日付フォーリャ、エスタード両紙が報じた。
第4ターミナルにはウェブジェット航空が就航することが2月1日夜に決定した。同ターミナルは、昨年12月2日に天井部が一部崩壊して従業員2人が負傷した事故により、同20日の完工予定が延期されていた。24日には工事を終えていたが、就航する航空会社が決まらず、当時はゴル航空が有力視されていた。現在は、ウェブジェット航空が設備準備を進めている。
グアルーリョス空港では今年上半期中に濃霧対策システムの「計器着陸装置(ILS)CAT―Ⅲ」も運用される予定で、気象条件の制約を受けずに着陸することが可能となる。同装置の設置に向けたテスト調整は今月6~8日に行われ、グアルーリョス空港の滑走路2本のうち1本が午後の3時間にわたり閉鎖される。テスト調整後は、6月の民間航空庁(Anac)の承認を待つことになる。ただし、同装置の使用にはトレーニングが必要なため、濃霧発生時にすべての航空便が着陸できるようになるとは限らない。
また、1か月前に営業を開始したばかりの駐車場(収容台数316台)は、ほかの駐車場の半額で利用できるにもかかわらず、ブラジル空港インフラ業務公社(Infraero)によると一日当たりの利用台数はわずか45台程度だという。
利用者が少ない理由として、駐車場へのルートを示す標識の設置が不十分であることと、第1、第2ターミナルから約700メートル離れているため連絡用バンを利用する必要があることなどが挙げられている。
当初の予定では、コンピューターで管理された自動エレベーターが設置され、駐車場の収容台数も現在の2948台から9716台に増加させることが発表されていたが、入札時に各業者からの批判が殺到したために計画を断念した経緯がある。
なお、年内に同空港の収容台数を4416台に増加することが予定されており、2月下旬には700台以上が収容可能な駐車場が第4ターミナル前に開業する見通しとなっている。
◆低価格の軽食店
このほか、空港内で販売されている軽食類が高額だという批判を受け、Infraeroでは伯国内の主要空港で低価格の軽食店を設置する計画を立てている。
同計画では、各軽食店で売られる合計15品の価格が見直され、80~100グラムのサルガード(コシーニャ、キベ、エンパーダなどの軽食類)が上限3.30レアルとなるほか、50ミリリットルのコーヒーの価格は最高1.60レアルに定められる。
これらの軽食店は、パラナ州サンジョゼ・ドス・ピニャイス空港で今年5月までに、さらに聖市コンゴーニャス空港で年内に開店するのを皮切りに、その後は14年サッカー・ワールドカップ(W杯)開催地となる10都市の各空港で順次オープンの予定。ただし、民営化が計画されているグアルーリョス、ビラコッポス、ブラジリア各空港は対象外となる。
2012年2月3日付









