伯で穀物集荷体制強化 三菱商事、セアグロ社株20%取得へ 12/02/06 (14:28)

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 三菱商事(小林健社長、本社/東京都)は1月27日、同社がブラジルの穀物商ロス・グロボ・セアグロ・ド・ブラジル社(Los Grobo Ceagro do Brasil S.A.、以下セアグロ社)の第3者割当増資に応じ、約35億円を投じてセアグロ社株式の20%を取得する事、またセアグロ社が集荷する穀物の優先購買権を獲得する事について合意致したと発表した。

同社発表によると、セアグロ社は1994年に伯北部で穀物事業を開始し、2008年には同地域での事業強化を狙って南米4か国(伯、亜、パラグアイ、ウルグアイ)で穀物事業を展開するロス・グロボグループと資本提携。さらに10年には伯中部を拠点とするロス・グロボ・セントラル社と合併し、今後穀物生産の増加が見込まれる伯北部と、穀物主要生産・集荷エリアである伯中部とに跨る事業を展開している。また、セアグロ社は、現在約60万トンの穀物保管倉庫を運営するとともに、農家が必要とするサービス(農業コンサルティング、種子・肥料等の販売、穀物買取・保管等)を一括で提供することで地域に深く根付いた農家ネットワークを形成し、独自の集荷網を確立。08年からは企業型穀物生産事業に参入する事で同業他社との差別化を図り、大豆を中心に年間約100万トンの穀物集荷・取扱規模を有している。

三菱商事は、15年には日本及び中国向けを中心に2千万トン規模の穀物取扱いを想定しており、北米並びに南米における安定調達体制をより一層強化するとしている。今回のセアグロ社への出資は、発展するアジアの需要に対して、北米に続く新しい穀物供給地域である南米での拠点を確保することを意味し、同社は今後、セアグロ社に対して取締役などの人員を派遣し同拠点を強化する。

2012年2月4日


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