スターツ伯法人業務開始
12/02/06 (14:33)
不動産仲介で日本企業を支援
日本国内はもとより、アジア、米国、欧州、豪州で不動産事業を展開しているスターツコーポレーション(河野一孝社長、本社/東京都)は1月25日、ブラジル唯一の日本の不動産仲介会社となる「スターツ・ブラジル・リアルエステート(STARTS BRASIL MOBILIARIA LTDA.)」をサンパウロ市内に設立したと発表した。資本金は20万ドル。昨年12月28日に伯国での不動産取り扱い免許を取得、今年1月に業務を開始した。
ブラジルへ進出する日本企業が増加、それに伴って当地で暮らす企業駐在員らも増加しているが、彼らが着任するにあたって直面する様々な問題の一つに「住居の確保」がある。とりあえず着任はしたものの、生活の基盤となる住居がなかなか決まらずに長い間ホテル住まいを強いられた、などという話をよく耳にする。ホテル住まい自体は悪いことではないが、物理的にも精神的にも「自宅」とは異なる生活を続けていると、日々の業務に支障をきたす事態にもなりかねない。この問題を解決すべく、ブラジルにおける日本企業の活動を住居の面からサポートするスターツコーポレーションは、当地での業務開始にあたり、駐在員やその家族が安心して安全な日常生活を送ることができるエリアを厳選し、日本同様にきめ細やかな不動産サービスを提供するとの方針を打ち出している。
スターツブラジルの森口信義社長(43、静岡県出身)によると、同社が取り扱うのは居住用とオフィスやテナントなどの商用物件。サンパウロ市内に限らず、企業や駐在員の要望に沿う地域において、賃貸物件と売買物件の両方を仲介する。担当するスタッフは日本語で対応するので「言葉の壁」もなく、また、日本に置かれている「海外現地サポート&推進室」と連携することで着任前に物件探しを始められるなど、同社ならではの利点がある。
本格始動してまだ間もないが、同社にはすでに多くの企業などから物件紹介の依頼が寄せられている。借り手(買い手)のニーズが高いことは明らかだ。しかし、いくら借り手(買い手)がいても、彼らの条件に合う物件を持つ貸し手(売り手)がいなければ話にならない。同社では、独自に探したり地元業者の協力を得るなどして紹介できる物件を仕込んでいるが、それが今後さらに高まるであろうニーズに追いつくことができるかどうかが、同社の今後を占う一つのポイントになる。
初年度の売上高について森口氏は、明確な数字は示さなかったものの「単月黒字を年内に出したい」と述べ、将来的にはサンパウロを足がかりとしてリオなど他の都市への拠点展開を図るほか、仲介業務以外の事業についても可能性を探っていきたいとの考えを示した。
物件紹介などの問い合わせはスターツブラジル(電話11・3266・6755またはEメールcontato@startsbr.com.br、担当/森口、長谷部)まで。
2012年2月4日









