「早く幕内に戻りたい」 魁聖、6年ぶりに一時帰伯 12/02/22 (8:06)  Icone_imagem

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伯国選手と一緒に記念撮影する魁聖(2列目中央)と魁心(その右)
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インタビューに応える魁聖

土俵場で伯国相撲関係者と交流

 「早く幕内に戻って頑張りたい」―。大相撲で活躍する聖市出身の日系ブラジル人力士である魁聖(25、友綱部屋)が入門以来6年ぶりに帰伯し、19日、聖市ボン・レチーロ区の常設土俵場に家族及び1月場所後に引退した魁心とともに姿を見せ、合同練習を行う後輩たちを激励した。昨年5月の技量審査場所で入幕し10勝5敗と勝ち越してから腰のけがに悩み、4場所連続で負け越しが続いている魁聖。3月場所はほぼ十両陥落が見込まれている中、記者団に対して冒頭の言葉を語り、今後への意気込みを示した。

19日午前9時半から常設土俵場で開始された合同練習には、成人、学生、女子、子供の選手たち約20人が参加。四股(しこ)、すり足などの基本稽古をはじめ立ち合いなどで汗を流し、詰めかけた約150人の相撲ファンの目を楽しませた。

午前11時に魁聖が姿を現すと会場からは拍手が沸いた。身長193センチ、体重180キロの巨漢の中にも優しい笑顔を浮かべた魁聖は、後輩選手たち一人ひとりと握手を交わし、土俵場及び周辺でファンたちとの記念撮影に気さくに応じていた。

記者団のインタビューに応えた魁聖は、座骨神経痛で腰を痛めていることを明かし、日本では1月場所後毎日マッサージを行うとともに稽古を続けてきたという。「相撲取りにけがは付きもの。さらに技術を身に付けて、今後の一番の目標はまず幕内に戻って三役を目指したい」と意気込みを見せ、「ブラジルからの(幕内経験)力士は俺だけ。これからも頑張りますので応援をお願いします」と日系社会へのメッセージを送った。

その一方で、先輩力士で大関だった魁皇が昨年7月に引退したことについて、「魁皇関を目標に強くなりたいと思って一緒に練習してきたので、(魁皇が)辞めて寂しくなりました。部屋では唯一の関取であるし、そのことも大変」と精神的な重圧も感じているようだ。 

今回、6年ぶりの帰伯を果たした魁聖は18日にサンパウロに到着し、聖市内の実家でくつろぎ、「一番おいしい」(魁聖)という母親の手料理を堪能したという。

また、聖市リベルダーデ区に入院している祖母の正子さん(80)にも同日に面会。「元気ですか」などと日本語で話し、正子さんも喜んでいた様子。



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