五輪委員会の保安局長 過去の資金不正使用で辞任 12/02/22 (9:09)
2016年リオ五輪委員会のルイス・フェルナンド・コレア保安局長は17日、同委員会を通じて自らの辞任を発表した。同日付エスタード紙が報じた。
連邦警察の元事務局長でもあるコレア氏は、07年にリオで開催されたパンアメリカン競技大会での不正疑惑により、昨年12月からブラジリア連邦検察庁の調査対象となったことで話題を呼んでいた。
検察庁によると事件の発端は、パンアメリカン大会情報技術部署の元コーディネーター、オデシオ・ロドリゲス・カルネイロ氏と4企業が、同大会で使用されるコンピューター機器の契約を既存のコンソーシアム(連合企業)との間で入札も行わずに結んだことだという。このため、国家保安局長を務めていたコレア氏らは公的資金1790万レアルの返還を要求されていた。
モトローラ社をはじめとする企業で形成されていた同コンソーシアムは、合計1億7400万レアルを受け取っていたことと、他の競合会社による価格の見積もりも行われないまま契約を締結していたことが発覚している。
今回の起訴では、公共財源を返還するためにコレア氏、カルネイロ氏、4企業の所有物に対して差し止め令状を出すかどうかが裁判での焦点となっている。
なお、カルネイロ氏は1月上旬に法務省の大規模イベントで保安局長の立場を退いている。そして今回、コレア氏は「五輪委員会の保安局長として職務を果たすことが、国民に不信感を与えることになる」と辞任の理由を述べている。
2012年2月21日付
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