自閉症専門家の平氏が講演 「人間としての可能性信じて」 12/05/09 (12:24)  Icone_imagem

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自閉症児の可能性について講演した平氏

 援協傘下のサンパウロ自閉症児療育学級「青空学級」(PIPA、佐々木憲輔運営委員長)は5日午後2時から、自閉症の専門家で社会福祉法人トポスの会(東京都足立区)の理事を務める平雅夫氏(46、大分)の講演会を聖市リベルダーデ区の援協ビルで開催した。

平氏は、2006年の同学級開校に携わった元JICAシニアボランティアの三枝たか子さんに師事。自閉症児の就労を支援する施設「ウィズユー」では、施設長を務めている。

講演の中で平氏は、自閉症の長所を生かして仕事に活用している例を紹介し、「一人の人間として大きな可能性があることを信じて能力や特徴を理解し、教育にあたっていくことが必要」と説いた。

今回の滞在中、自閉症教育を行っている施設を見学した平氏は「サンパウロには自閉症児の可能性を信じている人が多いと理解できた」と初来伯の感想を述べた。

菊地義治援協会長はブラジルの自閉症教育について「出発点に着いたばかり。ブラジル社会は新しい自閉症教育を求めている」と言い、「援協として日系社会を通してブラジルに貢献したい」と話した。具体的な展望としては「今後PIPAは、教育のほか職業訓練もできる施設としていきたい」と述べた。

トポスの会は、自閉症と認定された人が豊かな生活や、幸せな人生を送ることができるよう活動している団体。自分らしく人に役立つことを理念としている。

2012年5月9日付


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