半奴隷状態の労働者 10年間で3万人以上を解放 12/05/10 (9:09)
伯国各地域の労働監査員は、2002~11年の10年間に農村地域で半奴隷状態で労働を強いられていた3万7780人を解放した。9日付エスタード紙が報じた。
労働省の統計によると、07年だけで約6000人が解放されていたことも明らかになっている。伯国では約11年間にわたり奴隷労働が発覚した農場の資産没収を制定する憲法補足法案(PEC)の審議が続けられてきたが、これには奴隷労働が発覚した農場の資産没収なども盛り込まれている。
しかし、労働者の冷遇は農村部だけで起きている問題ではない。都市部の大企業や中小企業の中にも、過酷な条件での雇用が発覚して罰金処分を受けている会社もある。 伯政府は、半奴隷状態で強制的に労働させていた雇用者の名簿を管理しているが、現在は291人が登録されている。
解放された労働者は主に18~55歳の男性で、虚偽契約に乗せられ正規雇用も行われずにいた。また、過度の労働時間で不衛生な住宅に半ば監禁状態で住むよう強要され、従わない場合は暴行を加えるといった脅迫を受けているケースも多い。
田園土地委員会(CPT)の年次報告によると、半奴隷状態の労働者を雇用している農園が最も多いのはパラー州で、昨年は48農園で発見されている。2位にはゴイアス州(27農園)が続いた。
しかし、過酷な条件下で強制労働を続ける労働者の絶対数はマラニョン州が最多となっている。同州では昨年、わずか4農園で1293人もの労働者が監査員らによって解放された。
2012年5月10日付
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