ドウラードス日語モデル校 10/07/23 (10:31)  Icone_imagem

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学校経営の基調

 今世紀の社会は国際化、高度情報化が一層進捗し激しい社会の変動が予測される。この新しい変化に対応し、国際的視野に立った的確な判断力や創造的な知性が求められ、人間性に富んだ個性豊かな児童の育成が望まれる。

 一方、日系コロニアにあっては、一世から三・四世へと世代は移行し、家庭の会話はブラジル語となり、日本語が消滅しつつある。そして、それに並行して日本の文化、習慣等の理解、関心が薄れ、個々のアイデンティティの欠如となってきた。その結果、こうした変化は子供たちの世界にも少なからぬ影響を及ぼしている。先人が築いてきた信用と生活基盤の上に安住して物質中心的な考えになり、生命の尊重、社会奉仕の精神が薄らぎ深刻な問題が生じている。と同時に日本においてもブラジルからのUターン移住者、及び就労留守家族子弟にいろいろな問題が生じている昨今、日本の生活に慣れ親しむための細かい生活指導を行なわなければならない。また、近年の帰国子女に対しても同様な対応が迫られ、本年度より国語クラスを設置し、高度な日本語力を忘れないための環境つくりをしている。

 モデル校は、南マットグロッソ州日伯文化連合会が、この地域の日本語普及のセンター的役割を果たすため、国際協力事業団の助成により設立したものである。従って、公的な日本語教育の場としての性格を有するものであるという認識のもとに、日本語教育の使命感に徹し、地域の父兄、日系コロニアの信託に応えるため、日本語教育に関わる問題、指導方針、指導技術、教材開発を真剣に考え、そのための適切な方策を確立し、その成果の見通しに立って組織的、計画的に取り組まなければならない。



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